2012年2月 3日 (金)

ホルムズ海峡

イランの核開発をめぐる疑惑がくすぶり続け、米欧の制裁への対抗手段として、イランがホルムズ海峡を封鎖すると警告しています。はば30キロほどだそうですから、機雷の設置などで比較的簡単に通行不能になるとも言われます。

 各国の駆け引きが激しい問題に、ど素人が意見を述べるのも憚られますが、あまり大騒ぎすることはないと思います。もちろん油断は禁物ですが、万が一、一時的にも通行が不自由になることがあっても、長期間続くような封鎖は考えられません。一つには、封鎖をすれば自国の輸出も出来なくなり、自分で自分の首を絞めることになります。そして日本には半年分の備蓄があります。パニックにならなければ、短期間の封鎖には十分耐えられるのではないでしょうか。

2012年2月 2日 (木)

LCC

関空の近くに住んでいるせいか、最近格安航空会社(LCC)のニュースを耳にする機会が増えたように思います。アメリカでは10年以上前からLCCが大きな勢力になっており、既存の航空会社の経営を脅かしていますが、アジアから日本にも本格的に波及してきたようです。ニュースを見ると、特別割引料金は別としても、東京-大阪間が片道5千円くらいで旅行可能になるような感じを受けます。その代わり飲み物などのサービスは有料化されるようですが、考えてみればそれは新幹線と同じということのようにも思います。

 滑走路しか必要としない航空機は、線路を必要とする新幹線に比べて、裸のコストは半分くらいで済むということでしょうか。万が一にもそれが正しいなら、今からリニア新幹線を建設することは意味があるのでしょうか?

2012年2月 1日 (水)

太陽の活動

火星探査を目的とするロシアの人工衛星が、昨年打ち上げに失敗しました。その原因について、電子部品の不良、アメリカの妨害電波など、さまざまな憶測が飛び交っていたようですが、最近、打ち上げられた頃には太陽の活動がちょうど活発だった頃にあたり、そのため磁気あらしなどが起こり、人工衛星の制御に失敗したという説が浮上しているようです。もとより真偽のほどは分かりませんが、科学技術の粋をつくした人工衛星も大自然の力には及ばないということでしょうか。

 太陽の活動が活発であるかどうかは、もちろん地球温暖化の大きな要因でもあります。温室効果ガスによる人類由来の地球温暖化が近年もっぱら注目されますが、太陽活動の影響で地球寒冷化がむしろ心配だという専門家もいるそうです。

2012年1月31日 (火)

首都移転

今回行って始めて知りましたが、マレーシアではクアラルンプールに代わる行政都市Putrajaを建設しています。15年前にクアラルンプールの渋滞を見て、改造よりは新設の方が効率的と判断したマハティール首相の発案で進められたようです。さすがにイスラーム教が国教の国で、モスクから建設を始めたそうで、首相官邸、官庁街、コンベンション・センターなどが完成しています。人工湖の周りには官僚たちのマンションも建っており、人口は10万人とガイドさんは言っていました。

 ブラジル、カザフスタン、ミャンマーなどでも首都機能の移転が行われてきています。話だけで一向に進まない日本よりは、計画を立て、実行しているのは、立派というべきでしょうが、新しい街を定着させるのは大事業だと改めて感じました。

 

2012年1月30日 (月)

オランウータン

野生のオランウータンが残っているのはマレーシアではボルネオで、本土では絶滅したそうですが、ボルネオから運んで来て復活させるプロジェクトをオプションで見に行きました。ペナン島から13.5キロの橋を通って本土に渡り、高速道路を1時間ほど走ったところにある湖の中の島に飼育園はありました。

 湖を渡るボートでではまだ雨が降っていましたので、最初はオランウータンは雨宿りしていて見ることはできませんでした。0歳児の赤ちゃんが感染を防ぐためのガラス張りのケージに入れられており、おむつをした赤ちゃんを見ることができました。そのうちに晴れてきたこともありますが、飼育員の人が懸命に餌で呼び出してくれたおかげで、ボスを含めて10頭ほど出てきてくれました。日本の朱鷺に近い存在かと感じました。

2012年1月29日 (日)

スコール

1週間ほど前に行ったマレーシアのツアーで、本物のスコールを経験しました。マレーシアの1月は雨の少ない時期とガイドブックには書いてあったのですが、今年は当てはまらないようで、滞在した4日間では毎日短時間の雨がありました。中でもクアラルンプールでは、物凄いスコールにあいました。3時過ぎにホテルにチェックインしてフリータイムになり、街歩きに出かけました。クアラルンプールの街は真っ直ぐな道がないといってもよく、方向感覚には自信があったのですが、人に聞きながら何とか目的のところに行きました。1時間ほどして雲行きが怪しくなってきたので、一旦ホテルに帰ったら、間もなく猛烈な雨が降り出しました。部屋は15階にあり、僕の経験では高層ビルにいると雨を感じることが少ないのですが、そのときはちょっと離れたビルが見えなくなるほどの雨脚でした。時間も長く振り、熱帯のスコールの激しさを実感しました。

2012年1月28日 (土)

説得力

最近の政財界の混迷の理由には、国民に人気のない問題を避けて通りたいという二流政治家の勇気のなさもありますが、問題に対する処方箋が妥当であるという説得力の問題も大きいように個人的には思います。消費税増税の問題にしても、世論調査を行えば、総論としては増税に理解が示されるのに、現時点での選択については増税反対が賛成を大きく上回るというような現象をみると、現政権の説得力の不足を考えないわけにはいきません。総論としては賛成、少なくとも消極的賛成をしているわけですから、納得の得られる説明を工夫すれば、理解を得るのが不可能とは思えません。

 問題を正しく把握し、分析して、幾つかの対策を検討して、コスト・パフォーマンスも踏まえて、こういう政策を採用したいから納得して欲しいと説明する必要があるでしょう。

2012年1月27日 (金)

バカの壁

最近の政界の論争はあまりに中味に乏しく、ニュースを真面目にフォローする気にもなりません。国民に選ばれた代議士諸公にまことに失礼ではありますが、養老孟司さんの言われる「バカの壁」を思い出さざるを得ません。与党の説明にも、予想される反論に応えるだけの丁寧さがなく、野党の反論にも与党の説明に十分耳を傾けたと思えないものがあります。まさに「自分の聞きたいと思わないことは、耳に入らない」バカの壁が立ちふさがっているように感じられます。

 消費税引き上げの問題、TPPに参加すべきかどうかなど、その例は枚挙にいとまがありません。バカの壁に囲まれた洞窟の中で叫んでいるような感じで、騒音だけがこだましているように思えてなりません。

2012年1月26日 (木)

国政進出

大阪都構想を掲げる維新の会が、既存の政党の理解が得られなければ国政に進出すると言っているようです。頭の固い僕には意味がよく分かりません。既存の政党に任せておいては改革が進まないという思いは分かるとしても、人気を笠に着た、脅迫に近い主張ではないでしょうか。

 

問題を「大阪都」に限定するなら、全国的な理解を得るには難しいでしょう。全国に共通するような地方自治法の改正として取り組むなら、いろいろな注文が出てきて、まとまるには時間がかかるでしょう。万が一にも維新の会が主導する全国政党を育てるというなら、それなりの勢力を築くには、最低3回の総選挙が必要ではないでしょうか。国政進出は簡単なことではないと思います。

2012年1月25日 (水)

秋入学

東大が春から秋への入学時期の変更を打ち出しました。国際競争力の向上が目的だと報道されますが、よく考えると疑問だらけです。そもそも大学の国際競争力が何を指すのか不明です。良くも悪しくも東大を代表する法学部は、政官界へのキャリア・パスとして見られており、海外からの人材を集める競争力とは無縁です。その他の文科系の学部ももちろんありますが、地盤沈下が目立つというのは理科系の学部でしょう。

 大学のレベルが問題となるのは、狭い意味では教授陣の研究のレベルであり、教育を受ける学生は無関係ではなくても、レベルアップの鍵ではありません。影響するところの大きい入学期を変更してまで、実施するべきか疑問です。教授陣の競争力のアップ、若手研究者に優秀な人を集めたいなら、待遇の思い切った改善など、打つ手は他にもあるでしょう。明治維新後の高給のお雇い外国人の先例もあります。

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