2016年12月 4日 (日)

電気自動車

日経の報道によれば、トヨタがエコカーの開発方針について少し方針変更を考えているようです。これまでトヨタの次世代エコカーの中心は燃料電池車でしたが、これからは電気自動車にも力を入れるようです。

燃料電池車と電気自動車は、走行時には排気ガスのゼロエミッションであることは共通していますが、車両のコスト、最高速度、航続距離、エネルギーの充填時間などに一長一短があります。経済の原則からすれば、消費者の選択に任せるべきでしょうが、そうも言っておれないのが、膨大なインフラが必要なことです。その意味では、VWGMなど世界の大勢力の流れも無視するわけにはいかず、今回のトヨタの方針転換はそれを反映したものでしょう。

2016年12月 3日 (土)

石棺

事故から30年、石棺に覆われていたチェルノブイリ原発の4号炉が、石棺の傷みが激しくなり、新たなカバーを建設中でしたが、先日完成しお披露目がなされました。今回は少し離れたところで組み立てられた鉄製の構造物が、レールの上を動いて原子炉をカバーする位置にセットされました。今回は石棺ではなく、鉄棺というべきかもしれません。

新しいカバーは耐久性は100年とされ、その間に核燃料など放射性廃棄物を処理することを考えるようです。経済的にも困難な状況にあるウクライナでは独力で解決できるとも思えず、世界的な支援が必要でしょう。事故を起こした原発の処理には膨大なエネルギーを必要とすることを痛感させられます。

2016年12月 2日 (金)

グッドルーザー

オリンピックのボート・カヌーの会場として注目を集めた宮城県の長沼ボート場は、4者会議の結果、やはり見送りとなりました。「海の森」の代替案として都知事が打ち出したときから、実現しなかったらどうするのかという危惧は正直いってありました。案の定と言っては失礼ですが、ヌカ喜びに終わった地元の方々には慰める言葉もありませんが、皆さんは淡々と結果を受け止めておられるようです。結果が思わしくなくても潔く受け止める「グッドルーザー」に心からなる敬意を表したいと思います。

2016年12月 1日 (木)

議論の公開

東京オリンピックの会場の協議などで、会議を公開にすべきだという意見をよく聞きます。公開にも二通りあると思います。テレビなどは、公開すなわちテレビカメラを入れて中継させろというような主張も聞きますが、記者などが取材をする、いわば間接的な公開という方法もあると思います。

関係者だけの非公開の席で決めるのは論外ですが、議論の中身によっては間接的な公開で多くの場合十分ではないかと思います。議論の細部にまで国民が理解する必要がなく、また可能なこととも思えません。「知りたい」という欲望は根源的なものではありますが、中には興味本位の欲望も潜んでいることも忘れるべきではありません。

2016年11月30日 (水)

テストマッチ

W杯後新体制になって初めての日本代表チームがヨーロッパに遠征し、ジョージア、ウェールズ、フィジーと3週連続でテストマッチが行われました。かなり顔ぶれも新しくなりファンの注目を集めましたが、全体としては健闘したようです。

ジョージア戦ではスクラムでは押されていましたが、後半相手の防御網の乱れを突いて僅差で逆転勝ち。ウェールズ戦では3030で残り3分でしたが、ドロップゴールを決められてノーサイド、あと一歩で敗れました。最終戦のフィジー戦では、前半にフィジーのフランカーが反則を重ね退場となり、人数的には1人多い状態でしたが体力負け。着実にジャパンも力をつけていると感じました。

2016年11月29日 (火)

キューバ

キューバのフィデル・カストロ前革命評議会議長が亡くなりました。偉大なる革命家という称賛と、残忍な独裁者という非難とが交錯しているようです。キューバ革命が起こり、ソ連のミサイルを配備して核戦争の一歩手前にまで進んだというキューバ危機の時代は、わが青年時代と重なりますが、あまり実感はありません。

1970年に初めて海外出張でアメリカに行き、マイアミも訪れましたが、その当時は定年退職者の楽園で、キューバからの移住者もあまり聞きませんでした。愛煙家の伯父さんに頼まれて土産に葉巻を買って帰ったことも思い出します。

2016年11月28日 (月)

年金見直し

年金見直し法案が強引な採決で衆議院の委員会を通過しました。年金生活者としては年金が減額されることを歓迎するほどの余裕はありませんが、現役世代の人口が急速に減少し、負担が限界に来つつあるのであれば、年金支給基準の見直しもやむを得ないことかと支持します。

とはいうものの、衆議院における野党と政府のやり取りは、自説を主張するのみで全くかみ合っておらず、まじめに国民の理解を得ようとする努力とは程遠いものだったように思います。さらに言えば、今回の見直しは抜本的なものではなく、百年安心の持続性のあるものにするためには、負担方式の見直しなども必要でしょう。

2016年11月27日 (日)

ミャンマーの武力衝突

25日付の日経新聞によれば、ミャンマーの北東部シャン州で武装勢力と政府軍が小規模の武力衝突を起こしているようです。西部のバングラデシュとの国境付近でロヒンギャと呼ばれるイスラム教徒との紛争がニュースに最近取り上げらますが、シャン州での武力紛争はあまり聞かなくなっていたと思います。

10年前にミャンマーの観光地を巡るツアーに行ったことがありますが、その時に自宅軟禁中のアウンサンスーチーさんについて、「期待の星だが、少数民族との抗争をうまく治めていけるかどうかが不安」という声を聞いたことを思い出します。順調に滑りだしたかに見えるスーチー政権が、平和的に紛争を解決してくれることを望んでやみません。

2016年11月26日 (土)

フランスの原子力発電

フランスのテレビによれば、普段はあまり登場しない原子力安全局長が長時間のインタビューに応じ、アレバ社のデータ改竄の疑惑や部品の不良問題について警告したと伝えていました。原子力発電の比率が50%を超える唯一の国、フランスでもどこかで聞いたような話があるのかと思った次第です。

ベトナムはロシアと日本から導入する予定だった原発を、財政難を理由に取りやめることにしたそうです。フランスでも安全性を高めた新型炉が、予定より大幅に建設が遅れるなど、原子力発電は世界的に苦戦が続いているようです。

2016年11月25日 (金)

冷却保管

これまであまり話題になることのなかった福島第二原発が22日の地震ではクローズアップされました。稼働はもちろん停止していますが、使用中あるいは未使用の核燃料がプール中に保管されているわけで、地震の影響で冷却水の循環ポンプが停止したそうです。電源などに問題があったわけではなく、1時間半ほどで回復したそうですが、水温は1度弱上がりました。

東電の発表が遅れたとか批判もあるようですが、事故というほどのものではなく、トラブルに過ぎなかったと思います。冷却プールが危険な温度に達するには1日以上かかると思われるからです。避難をしなければならないとしても、十分な時間があります。

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