メコン川開発
日本が支援するメコン川流域の開発に関する国際会議が、ベトナム、タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマーの5カ国の首相を招いて、東京で先週行われました。鳩山首相は、この地域に今後5年間で5000億円のODAを供与すると発表したと伝えられます。
勢力を伸ばしつつある中国に対抗するかどうかは別として、この地域が、日本にとっても東南アジアの中核であることは間違いありません。
僕自身は2年前にミャンマー、今年の秋にベトナム、カンボジアに短期間行きました。主要な都市は近代的な都市になっていますが、田舎に行けば、水道や電気もないところも残っている、まだまだ無限の可能性を秘めた地域だと感じました。
また僕の知っているだけでも、ベトナムとカンボジア、タイとカンボジア、タイとミャンマーの間には歴史的に戦争が繰り返されています。
今ではASEANを構成し、関係は修復されているとはいうものの、潜在的にその記憶はいまだに刻み込まれているように思われます。
日本も支援するメコン開発計画が、万が一にも、対立を深めることがあってはなりません。相互の関係の改善に役立つように祈っています。

