年越し派遣村
昨年末からお正月にかけて、テレビを最も賑わせたものは「年越し派遣村」ではなかったでしょうか。
村長さんとして登場した湯浅誠さんは、親しい友人が教えてくれたところでは、大学院の博士課程を修了した人で、岩波新書に『反貧困』なる著作もあるそうですが、福祉の現場で活躍している人のようです。
そういう素晴らしい人が出てくることは、まさに「家貧しくして、孝子出ず」で、日本の社会の良さをしめすものだと思います。
さはさりながら、役所の講堂を緊急開放させるというような状況は、いかにもドタバタで、教会などの弱者に手を差し伸べる社会的なインフラストラクチャーが整っていないことを示すようにようにも思えます
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