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2009年1月20日 (火)

海賊

海賊は18世紀に絶滅したかと思っていたら、アラビア半島周辺の海域で跳梁跋扈しているようです。豪華ヨットはまだしも、巨大タンカーまでおそわれているそうですから、驚きです。

各国は海軍を警備に派遣し、その海域を輸送に利用しているわが国も、海上自衛隊を派遣する方向で検討しています。ソマリアの治安と経済の回復の支援など、元から絶つこと方策もあるでしょうが、緊急措置として世界各国が警備に乗り出すなら、わが国も利用しておきながら知らぬ顔の半兵衛ともいかないでしょう。

それにしても不思議なのは、各国が軍艦を派遣するという声は聞こえてきますが、力を合わせてより恒久的な安全向上の仕組みを作ろうという声は寡聞にして聞きません。国際的な協調体制を作ることは、素人が考えるほど簡単でないことは承知しておりますが、実現は困難であるとしても、声だけはあげるべきではないのでしょうか。今月から日本は国連安保理の非常任理事国なのですから。

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コメント

■海賊対策で海自艦派遣 首相、来週にも手続き開始―公海上での防衛は当然のことか?
こんにちは。海賊対策で、自衛隊の護衛艦を派遣できるよう麻生首相が手続きを開始します。当然といえば、当然の措置だと思います。このままだと、日本の艦船は、海賊の格好の標的になってしまいます。そうなると、去年のように、原油や食料品の高騰にいつ悩まされるどころか、一時的に枯渇ことになるかもしれないのです。そんなことは、到底許容できません。、海賊は全世界の国々にとって危険で迷惑な存在です。これに対して、断固たる措置をとることは日本国憲法の問題とは直接関係はありません。なぜなら、海賊は国家でも国家を代表・代行する機関でもないからです。ソマリア情勢が解決しなけば、海賊問題の根本的解決はないという意見もありますが、それとこれとは別問題です。仮に、生活困窮が犯罪の原因だとしても現実に発生している犯罪を看過するわけにはいきません。日本も、海賊に対して断固たる措置がとれるように万全の体制を築いていただきたいと思います。詳細は是非私のブログをご覧になってください。

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