« 紅白 | トップページ | 報道かキャンペーンか »

2009年1月10日 (土)

大河ドラマ

NHKの番組作りの自己中心主義の典型は、大河ドラマではないでしょうか。昨年の「篤姫」は、主演女優も可愛らしく、近年では佳作だったと思います。

しかしながら、さまざまな番組が「篤姫」の話題作りに集中するのには辟易しました。一例をあげれば、タレントのインタビュー番組で、今なぜこの人がと思ったら、ドラマの中でどんな役を演じているかというのが、話の中心でした。

またニュースの中でも、岡山かどこかで、篤姫が薩摩から江戸へ行く道中が通ったことを証拠づける文書が出てきたことを、全国ニュースで伝えていました。篤姫が陸路を通ったか、海路だったかというのは、一部好事家を除き、一般に関心があることとは思えません。

大河ドラマが地域おこしに利用されるとともに、書籍・関連グッズなどで一儲けを企てる人に利用されていることもあり、NHKだけを責めるのは酷でしょうが、近年は度を越えて、自己中心的報道に陥っているように感じます。

« 紅白 | トップページ | 報道かキャンペーンか »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大河ドラマ:

« 紅白 | トップページ | 報道かキャンペーンか »

無料ブログはココログ