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2009年2月 4日 (水)

英国ホンダ

世界的に急激な販売不振により、自動車工場の長期休業が各地に広がっています。イギリスのホンダは、今月の初めから、5月の末まで、長期の休業に踏み切ったようです。2,3月は100%の給料が、4,5月は60%が支払われるそうです。

興味深かったのは、そのニュースの中で、従業員の人々が、「会社はいま、給料が払える状態ではないのに、払ってくれることは有難い」というようなことを、口々に言っていたことです。

工場のマネージャーとおぼしき人も、「せっかくここまで教育して技能を身につけた従業員だから、工場を再開するときには、全員戻ってきてほしい」と、インタビューに答えておりました。

まるで日本で聞く、それも少し前の日本のような気がする発言でした。そのニュースはBBCの放送ですから、日本人に受けるような話を流したということではありません。

現在の自動車産業を取り巻く厳しい状況と、人情は世界で共通するものがあるということを、改めて感じました。

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