守りの時代
昔の人は自分の生きる時代を、「乱世」とか、「末世」とか表現したようですが、今の時代は何と表現すべきなのでしょうか?
最近の政治の動きを見ていますと、野球にたとえれば、「守りの時代」なのかと思います。敵失に恵まれて主導権を握る、いささかみみっちい世の中になったような気がしてなりません。
民営化して経営の自由度が増したかと思ったら、所轄大臣から思わぬ異議申し立てがあったり、ある意味では本番の会議より市場に影響の大きな記者会見にモウロウとして担当大臣が臨んだり、想定外の事態が次々と飛び出すからでしょう。と思っていたら、今度は、試合のレフェリー、少なくとも副審かと思われるところから、野党のリーダーに突然レッドカードが飛び出しました。
プレーヤーは、「百年に一度の大変な危機」とか口では言いながら、問題に真剣に取り組まず、試合とはあまり関係ない乱闘にうつつを抜かしているようです。サポーターとしては、激しくブーイングして、「もっと真面目にやれ」と求めるべきなのでしょうか。
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