ライオンの教え
1950年代後半に神戸の長田高校に学びましたが、英語を教えていただいた“ライオン”こと桜井先生は、「万が一、敵が攻めてきたら、潔く戦って死ねばよい。死を恐れてはいけない」と諭されました。
どうしてそういう話題になったのか全く覚えていませんが、決然としてそう言われたシーンはよく覚えています。
「脅し」というのは、「無闇に恐れる」気持につけ込む、卑劣な行為だと思います。脅すものが悪いのはもちろんですが、リスクをキチンと見極め、軽挙妄動しないことも、現代のリスク社会を生きるには、必要な技術だと思います。
ライオンには及びもつかぬ弱虫の僕ですが、桜井先生の教えは50年間身にしみています。
コメント