« 割引料金の悪用 | トップページ | 万歩百日 »

2009年4月19日 (日)

正義感

障害者団体向け郵便割引制度の悪用について、総務大臣、マスコミの「許せない」という‘正義感’には異論はないのですが、それだけではなく、どうしてこういう破廉恥な犯罪がまかり通ったのかを、もう少し掘り下げて考えてほしいと思います。

といっても、「人道にもとる行為」を行った人の心理・手口を、詳細に知りたいというわけではありません。どうしてそのような常識外れの割引制度が見直されずに存続し、十分な注意・監督もなく実施されてきたのかということです。

郵政会社が放置してきたのは、必要経費について税金から補填される仕組みがあったのではないかと思うのは、下司の勘ぐりとも言い切れないでしょう。寡聞にして、そこらあたりの事情に触れたマスコミの報道にはお目にかかりません。

社会福祉という観点からみれば、障害者団体以外にも、赤十字とかユニセフとかもあるでしょうが、同じような優遇処置を受けているのでしょうか。

単純な‘正義感’に留まらない、幅広い冷静な報道を望みたいと思います。

« 割引料金の悪用 | トップページ | 万歩百日 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 割引料金の悪用 | トップページ | 万歩百日 »

無料ブログはココログ