韓国のロケット打ち上げ
北朝鮮の騒ぎが収まったと思ったら、今度は韓国が夏に人工衛星を打ち上げるためロケットの発射実験をするそうです。二度手間とは、同情を禁じえませんが、日本政府は今度は沖縄近くの領海を通過することを認め、警戒体制もとらないそうです。
それは当然のことでしょうが、更に踏み込んで、平和利用のロケット打ち上げが隣国に影響を与えるときには、不必要な懸念を払拭するための普遍的な条件整備を国際的に取り決めてはどうでしょうか。
打ち上げを公開するとまではいかなくても、少なくとも天候が安定し、カウントダウンが始まったら、テレビまたはラジオで中継すれば、「探知」などは無用になるでしょう。
人工衛星を軌道に乗せるには、地球の自転を追い風にする必要があり、東側に向かって、出来るだけ緯度の低いところから打ち上げるのが望ましいそうです。その意味では朝鮮半島は衛星打ち上げには恵まれない環境にあります。
種子島が最適とは言えませんが、ヨーロッパがやっているように、アジアの共同の打ち上げ場として開放することくらいを考えてもいいのかもしれません。
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