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2009年4月 9日 (木)

核兵器の廃絶

先日オバマ大統領は、プラハで市民を前に、段階的に核兵器を廃絶する決意を述べました。核兵器を使って市民を犠牲にした唯一の大国としての道義的責任にも触れたようですから、アメリカの大統領としては、画期的なものといえるでしょう。

唯一の被爆国と声高にいうことは個人的にはあまり好きではありませんが、核兵器の廃絶を真剣に希求する我が国にとっては、この機会を見逃す手はありません。

国家同士の戦争よりは、地域的な紛争に備えなければならなくなった世界では、核兵器は脅威ではあっても、安全確保の手段の意味は小さくなったと考えます。

オバマ大統領は、理想主義的信条もあったでしょうが、現実的な政治上の計算もあると推測します。何よりも新規参入をはかる「ならず者国家」に対する抑止力になるでしょう。

国会決議でもして、オバマ大統領の決意を応援すべきだと愚考します。それが期待できないなら、個人としてもホワイトハウスにメールを送ってささやかながら応援をしたいと思い、昨日メールを送りました。

ホワイトハウスのホームページから「Contact us」をクリックすれば、記入フォームが出てきますよ。

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