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2009年7月 5日 (日)

麻薬の解禁

BBC放送が面白いレポートを伝えていました。ポルトガルが麻薬を解禁して1年になるそうですが、予想に反して使用は増えず、むしろ1割くらい減っているそうです。ここでいう麻薬は、大麻とかの生易しいものではなく、コカインとかモルヒネとか、本物の麻薬です。

もちろん販売することは違法ですが、使用するのは違法ではなく、陰に隠さず治療する道を開くのが狙いだったようで、少なくとも今のところ、想定通りうまくいっていると伝えておりました。

以前からエコノミストの一部には、麻薬を法律で禁止するより、使用を認めて闇社会から切り離すほうが、うまくコントロールできるという意見はありました。ポルトガルはその考えを実験したようです。

翻って日本では、大麻の使用が大きく騒がれています。もちろんそれは国民が判断する問題ですが、少なくとも大麻は、世界の大半の国で使用は合法であることは事実です。

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