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2009年7月 3日 (金)

日中逆転

アジアの中でも経済の躍進が著しいのは、中国です。これも最近の日本経済新聞の報道ですが、日本と中国のGDPが今年中にも逆転する可能性があると予測していました。

物価を考慮した購買力平価基準では、すでに中国が日本を上回ったという報道もありましたが、これは名目GDPでも逆転するかもしれないということのようです。

近年の経済成長率の違いを比較すれば、日中逆転は時間の問題であると言われていましたが、今年中にもと言われると、改めて考えさせられるものもあります。

もちろん、人口は日本の10倍もある中国ですから、当然と言えば当然なことではあります。1980年代に日本経済の急迫をみて、「日本異質論」を唱えてバッシングに走ったアメリカを反面教師として、大人の対応をするべきでしょう。

発展段階も違う日本と中国の経済は、うまく役割を分担することができれば、ウィン-ウィンの関係も築くことも出来るのでしょう。現に現在の不況の中でも、中国の景気対策が日本の生産を刺激してくれている分野も、薄型テレビなどがあるのですから。

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