老いも愉し
温室効果ガスを、2020年に1990年比25%削減するという目標は、個人としても、日本企業にとっても、これまでの延長線ではない新たな取組みを必要とします。
一気に上がったハードルへの対処を考えていて、不埒なことが頭に浮かびました。
2020年には、生きていれば80歳間近ですから、責任はなくなっているとはいえなくても、生活は様変わりしているでしょう。
来年運転免許を更新したら、その期間は車に乗るでしょうが、再度の更新は今のところ考えていません。これは温室効果ガス削減のためというより、高齢者の運転は社会的に好ましくないという個人的意見によるものです。
我が家の泣き所は、ここ数年毎年複数回行っている海外旅行です。70歳代後半になれば、年に1回が関の山でしょうから、その意味でも大幅な節約はそれほど難しくはありません。
生活圏が縮小するままに暮らせば、節約の義務は果たせると思います。老いもまた愉しです。
さらに蛇足を付け加えれば、最近のグリシドールエステルなど、発ガン性の疑いのある物質は次々に出てきますが、余命を考えれば、神経質になる必要もありません。
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