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2009年11月26日 (木)

スーパーコンピュータ

事業仕分けで厳しい判定をされた次世代スーパーコンピュータ(スパコン)に、菅副総理などが異を唱え、政治復活が図れられるようです。科学者、研究者の異論を強いようです。スパコンが重要であり、後れを取るわけにはいかないというのは良く分かりますが、現在の計画の妥当性には疑問もあります。

スパコンの国際競争は、僕の知る限りでも20年以上続いています。アメリカは一時断念したといわれましたが、復活したようです。一度見送っても、再挑戦が不可能ということもなさそうです。

この世界では、一世代は数年しかないのでしょうが、今の計画は何年くらい先を見て、何年くらい世界をリードする計画になっているのでしょうか。

報道写真で見る限り、神戸に大きなビルを作ってスパコンを収納する計画のようですが、今のご時世に分散処理ということは考えられないのでしょうか。

開発を中断すると、人材が育たなくなるともいわれますが、通常のコンピュータの開発では培えない技術とは、どこにあるのでしょうか。

さまざまな疑問に納得のいく答えがないなら、スパコンの開発にストップをかけるのもやむを得ないとも思われます。

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