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2009年11月21日 (土)

寛解

医学の素養は全くありませんが、血液のガンともいわれる白血病などでは、全快したとは言わずに、寛解というのだと聞いたことがあります。完全に良くなったとはいえず、一応病気の再発を免れているという状態を意味するのだそうです。

小児白血病などでは、生まれたときから発病したときまでの時間、寛解状態が続けば、一安心とも言えるとお医者さんから聞いたこともあります。

郵政会社の新社長をめぐって、天下りではないかという批判があったとき、官僚を辞めて15年間民間で働いたのだから、天下りには当たらないという弁解がなされました。

その苦しい言い訳を聞いて思い出したのが、先に述べたお医者さんの言葉です。

天下りでないという条件には、官界に入ってから退職するまでの期間と同じくらいの期間が経過しなければならないというのはどうでしょうか。

申すまでもありませんが、ガンに喩えたからといって、官僚が社会のガンだというつもりは毛頭ありません。それどころか、いわれなき官僚バッシングは、社会にとっても大きな損失だと思います。

郵政の社長人事についていえば、辞職して15年もたち、70歳を越えた人を起用しなければならないほど、日本に人材が払底しているということなのでしょうか?

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