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2009年12月19日 (土)

プリンス

中国の副主席と天皇陛下の会見が政界の争点になり、マスコミが面白おかしく取り上げています。政治利用であるかどうかという論争は、あまり問題の本質を捉えているとは思えず、まったく興味はありません。本質を捉えた意見とも思いませんが、もっと現実的なアプローチをしたらどうかというのが、僕の意見です。

最近マスコミの使う、天皇陛下あるいは皇族の「公務」という言葉に、抵抗感を持っています。さまざまな会合でのご挨拶、福祉施設への慰問などは、頼まれるに任せておけば増える一方で、負担も大きいのではないかと思います。

そもそも憲法に書かれている「天皇の国事行為」とされるものも、もっと絞り込んでもいいのではないかと思っています。

しかしながら、憲法には「皇太子が代行する」こともできるように書かれています。国会の解散時期が天皇の外遊を避けるようなことはまったく意味がなく、皇太子が代行されればいいと、常々思っています。

天皇陛下もご高齢で、健康も万全とは言い難いようですから、思い切って皇太子と仕事を分担されればいいのではないかと考えます。外国の賓客と会談するのは大事な仕事でしょうから、突発的な申し入れに対しては、断るのではなく、皇太子がお会いすると回答するのが現実的ではないかと思っています。

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