実を捨ててこそ
郵政問題で「我こそは正義」と絶叫して驚かせた「正義の士」鳩山邦夫氏が、今度は家庭内のやり取りを暴露して、兄の首相の政治資金疑惑に一石を投じました。
「子分に配る金がいる」と首相が母親に無心したということのようですが、肝心の無心したのが本人なのか秘書なのか、はっきりしません。秘書だからいいという訳ではありませんが、秘書ならこれまでの話と大きな違いはありません。本人は知らなかったという言い訳は通るでしょう。
それに比べて、ご本人の邦夫氏は知っていたということを自供したも同然ですから、額の多少はあるとしても、将来責任ある地位に就いた時に追及されるのは必至で、首相になる芽は自分で摘んだことになると思います。
まさに「正義」を貫くために、身を捨てたわけで、さすがに「正義の士」ならではの自爆的攻撃です。
思慮深いといわれる政策通の与謝野前財務相も、罪なことをしたものです。
あまり生々しい政治の話題は取り上げるべきではないと思うのですが、最近の国会論争の次元の低さに反省を促したく、書きました。
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