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2010年8月27日 (金)

臓器移植

ドイツの前連立政権で外相を務めたシュタインマイヤー社民党党首が、重病の奥さんに腎臓を提供するため、10月まで公務を休むと発表し、与野党を問わず賞賛の声が上がっているそうです。

夫婦の間で適応性が高いというのも珍しいと、ZDFのニュースは伝えていました。

日本では3週間続いて、事前の書面による同意が確認されないなかで、家族の同意に基づく脳死判定が行われ、臓器移植が行われました。

法改正により臓器移植の障害が少なくなったことは、一歩前進だと思いますが、拙速は禁物だと思います。個人情報の保護を名目に詳細が伝えられませんのでよく分かりませんが、臓器提供について、事前に本人と家族の話はなかったと伝えられます。そういう事例が重なることに、ある種の危惧も覚えます。

10年前に、郵便局で臓器提供カードを貰いましたが、昨日郵便局で確かめたら、今は扱っていないと言われました。本人の意思確認が軽視される傾向にあるのであれば、若干問題ではないかと思います。

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