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2010年9月24日 (金)

円高誘導

円安を期待する日本政府に対抗して、中国から尖閣諸島付近での漁船の拿捕事件をめぐって、日本に圧力をかけるために、中国が円を買い占めて円高誘導を図るべきだという意見が出ているようです。

22日の日経新聞によれば、中国社会科学院日本研究所の馮昭奎研究員は「日本への最も有効な対抗措置は、円を買い円高に誘導することだ」と述べたそうです。

目下の尖閣列島をめぐる不仲は、中国の高飛車な出方が目立ちますが、あまりに一方的な言い方は国際的理解を得られるはずもなく、文化的後進国を示すものでしかありません。

その意味では、感情的反論は慎まなければなりませんが、この「円高誘導」のような議論には遠慮なく反論すべきだと思います。

何よりも相手の国を困らせるために、為替操作をするなどということが、許されるはずもないからです。

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