報道の価値
最近まったく理解に苦しむマスコミの大騒ぎは、某歌舞伎役者の飲酒傷害事件です。酔っぱらいの喧嘩騒ぎを、それで人が死んだとか、再起不能の重傷を負ったというならともかく、何日も執念深く追いかけまわすマスコミの気がしれません。普通の市民のケースなら、警察が捜査に乗り出すかどうかも疑問です。
自分ではそれほど大酒飲みとは思っていませんが、それでも飲み過ぎて、あくる日になってどんな話をしたか、はっきり覚えていないという恥ずかしい出来事は、片手では数えきれないくらいありました。
どちらが先に手を出したかなどは、言い分が食い違うのは当たり前で、必要なら当事者の話し合いに任せて、放っておけばいいのです。
周りが騒ぎたてるから、当事者も引っ込みがつかず、余計にこじれることもあるでしょう。酒飲みのはしくれとしては、放っておくのが武士の情けと思えてなりません。
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