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2011年1月31日 (月)

消費税

アメリカの格付け会社S&Pが日本国債の格付けを1段階引き下げました。財政赤字の問題はこれまでも指摘されてきましたが、避けられない問題になってきたことは明らかです。

数日前に始まった国会の焦点も、消費税を中心とする税制改革、もっとはっきりいえば、増税です。

消費税増税そのものに反対するかは疑問ですが、自民党などは「消費税決め打ちの議論はすべきでない」という反論をしています。

小泉政権発足から数えれば10年、議論があまり進歩せず、堂々巡りをしているように思えてなりません。5年くらい前には、僕も消費税だけに狙いを定めて増税を打ち出すのは間違いで、もっと広く歳入増・歳出削減を考えるべきだと思っていました。

しかしその後一向に財政状況の改善が進まず、悪化し続けるのを見ていると、「無駄減らしが先決」というような「正論」にかまけて、時間を浪費するのは将来に禍根を残すと考えるようになりました。

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