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2011年1月28日 (金)

暴露

ウィキリークなどの情報暴露が後を絶ちませんが、パレスチナPLOとイスラエル政府の交渉の過程で、PLOが入植を認めるようなことを言ったという情報が、アルジャジーラにより暴露されて波紋を呼んでいるようです。

もとより真相は分かりません。長年抗争を続けてきたことですから、かなり突っ込んだやり取りがあっても不思議ではないと思うだけです。

交渉の背景とかが語られないままに、断片的なやり取りだけが暴露されるのは、当事者に迷惑なだけならまだしも、交渉をぶち壊しにしかねない恐ろしさも抱えているように思えてなりません。

ガラス張りの中で、政治・外交交渉が行われることは理想ではあるでしょうが、現実を無視した夢の世界のようにも思えます。民意もさまざまに対立することは避けられず、また時と共に移ろいやすいものではないでしょうか。

パレスチナのようなデリケートな問題に、不安定な民意に頼り過ぎることは思慮深いとは言えないように思えます。

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