遠吠え3年
このブログも書き始めてこの正月で3年目に入ります。桂浜から太平洋に向かって遠吠えを繰り返すようで、効果の期待できるものと本人も思っていませんが、気分も新たに今年も吠え続けたいと思います。
今世紀に入って10年、政治が民意に配慮する傾向が強まったことは望ましいことだと考えますが、必ずしも手放しで喜べることとも思えません。
インターネットなど、国民が直接意見を表明する機会が増えたとはいえ、依然として民意が反映されていると多くの人が考えるのは、マスコミの報道を通じてでしょう。
その肝心のマスコミが、自分の加齢のせいでしょうが、最近とみに一面的な見方で、突っ込みが浅くなっているように思えてなりません。科学・技術についても、たとえば中国がレアアースの輸出を止めたと報道しても、10種を越える中で、問題が深刻なのはジスプロシウムだと書いているのは極めて稀です。
マスコミの報道に流されず、国民一人ひとりが自分の頭で考え・判断することが一層大切かと思います。その意味でも、今年も遠吠えを続けるつもりです。よろしくお付き合いください。
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