平均値と異常値
ロシアでまた大きな自爆テロがありました。証拠はありませんが、北カフカス系のイスラーム過激派による犯行ではないかという推測がもっぱらです。
異常値というのは適当ではありませんが、平均的な意見からかけ離れた異常な人々にどう対処するかという、難しい問題を提示しているようにも思えます。
国内でいえば、テレビ各社が啓蒙活動に血道をあげる「地デジ化」にも同じことを感じます。大キャンペーンとなりふり構わぬ買い換え奨励策の結果、実施を半年に控えてデジタルテレビの普及率は90%を越えたと言われます。
まだ切り替えていない人はごく少数派になりましたが、問題はこれからでしょう。いかにPRに力を入れようとも、大多数には最早関係なくなり、本当に訴えかけねばならない人々に効果的に届ける方法がないように思われるからです。
高齢者が多いであろうと思われますので、インターネットという飛び道具もあまり効果があるとは思えません。
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