携帯時代

大学入試で、問題を試験会場の外へ発信し、答えを教えてもらうという、われわれ「アラ古希」世代には仰天の椿事が発生しました。マスコミはその手口を巡って大騒ぎです。携帯電話と決めつけるのは早計かもしれませんが、なんらかの形で関係しているのは間違いないように思います。

一方クライストチャーチの地震では、携帯電話での情報発信が第一報になったという事例もあったようです。被災した場合、携帯電話によって居場所を知らせることで、救出される可能性は高まると期待されます。

ケータイは便利なものを通り越して、必須のものになりつつあるようです。ケータイ抵抗派の僕などは、時代遅れもいいところです。本人が気がつかないうちに、いざというときには一番のハイリスクになっているのでしょう。