« 根幹 | トップページ | 宗主国 »

2011年3月 4日 (金)

エクソダス

もはや死に体と思われるカダフィ政権が武力で抵抗し、反政府勢力の側についた軍との間で、リビアは内戦状態のようです。直接介入すれば事態がさらに複雑化するのを恐れてか、欧米諸国も及び腰のようです。

潮目が変わっているのに気がつかない指導者の狂気のため、夥しい国民の血が無駄に流れることには耐えられないものがあります。

リビアは国民が約600万人に対して、外国人労働者が100万人を越えるそうで、エジプト人の労働者などが難を逃れて、隣接するエジプト、チュニジアに脱出しているそうです。

中国からリビアに行って働いている人が3万人以上もいるそうで、政府はチャーター便、軍用機、艦船まで繰り出して、懸命の救出作戦を繰り広げているようです。

« 根幹 | トップページ | 宗主国 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 根幹 | トップページ | 宗主国 »

無料ブログはココログ