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2011年8月11日 (木)

五山の送り火

京都伝統の大文字の山焼きですが、今年は思わぬ所で火がついたようです。東北大震災の被害を受けた陸前高田の松の廃材に、現地の人々が鎮魂の思いを書きつけた薪が、放射性物質の汚染が心配だという市民の声を受けて中止され、8日に現地で燃やされたそうです。その薪は分析の結果、放射性物質は検出されなかったにもかかわらず、使わないでほしいという声があったそうですから、恐れ入ります。

 やはり千年王城の地であった京都の伝統が、不浄のものを嫌うのかと思っていましたが、反対を上回る「使うべきだ」という声も寄せられたそうですから、科学的知見を尊重する風土も京都のものだと感じます。16日には、現地の人々の鎮魂の思いを新しい薪に書き写して燃やすそうです。分析して検出されなかった薪とどう違うのかと考えるのは、化学屋の悪い癖でしょうか。

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