« イタリア国債格下げ | トップページ | 帰宅困難者 »

2011年9月24日 (土)

要人の暗殺

アフガニスタンのカブールでラバニ元大統領が自爆テロで暗殺されるという事件が起こりました。ラバニ元大統領は、タリバンとの和平交渉を推進する立場だったそうで、そのために会いたいと言ってきたタリバンと称する人が、ターバンに隠した爆薬を使った自爆テロで亡くなったそうです。思い起こせば、10年前の9・11テロの2日前にも、北部同盟のマスード司令官がベルギー人ジャーナリストと称する自爆テロで暗殺されました。北部同盟は追い詰められてはいましたが、タリバンに対抗して踏みとどまっており、得難い人材を失ったと言われました。状況は変わり、一旦は力を失ったタリバンがまた勢力をもりかえし、カルザイ政権はタリバンとの和平に活路を見出そうとしているとも聞きます。その中心人物を失うのは、最近兄をテロで失った大統領にとっても重ねがさねの痛手でしょう。

« イタリア国債格下げ | トップページ | 帰宅困難者 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« イタリア国債格下げ | トップページ | 帰宅困難者 »

無料ブログはココログ