ウクライナ
先日のロシアのテレビ・ニュースで、ちょっと意外なことを言っていました。ヤヌコービッチ大統領が東ヨーロッパのどこかを訪問して、EUとの関係を最優先に考えると言ったと伝えていました。これまでロシアと契約していた天然ガスの使用を3分の1に減らして、石炭の使用量を増やすことを考えているそうです。
ユーシェンコ前大統領、チモシェンコ前首相などと違って、ヤヌコービッチ大統領はロシア寄りの姿勢をとって選挙に勝利して以来、ロシアとの関係改善に努めてきたと思っていましたので、正直意外でした。ロシアとウクライナはここ数年、天然ガスの価格を巡って激しい争いを繰り返しています。今回もその駆け引きの1つかもしれませんので即断は禁物ですが、一方でウクライナのヨーロッパ志向も根強いようです。
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