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2011年12月 4日 (日)

ミャンマー

アメリカのクリントン国務長官がミャンマーを訪れました。人権抑圧を理由に経済制裁を続けてきたアメリカも方針転換するようです。総選挙以後のミャンマー政府による政治犯の釈放、スーチーさんとの対話などを評価したものでしょうが、背景には中国がミャンマーに進出して、影響力を強めていることもあるようです。

 数年前にヤンゴン、パガン、マンダレー、インレー湖を回るツアーに参加したことがありますが、そのときアメリカからの観光客が妙におとなしかったことが忘れられません。一般にアメリカ人は賑やかで、どこから来たかを隠すようなことは稀ですが、このときは例外で、空港の待合室などでも隅の方にいて、どこから来たかを尋ねても、口籠っていました。他の国で出会ったアメリカ人の観光客との違いに驚きました。敵対国という自覚があるのかと思ったことを覚えています。新しい友好関係が生まれることを願っています。

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