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2011年12月 2日 (金)

競争原理

大阪維新の会が提案した教育改革案には、テスト結果の自治体ごとの公表、成績の悪い教師に対するペナルティーなどが含まれていました。競争原理が必要であることを否定するものではありませんが、逆方向の競争を考えるべきではないかと思います。

 ある本によれば、アメリカで成功している教育改革では、生徒が伸びるために決定的なのは良い先生で、良い先生を見つけて表彰することに力を入れるべきだと主張しています。良い先生を見分けるポイントは、単なるテストの成績ではなく、ある期間において生徒がどれだけ成長したかで評価すべきだとも言っています。わが大阪も参考にすべき考え方ではないでしょうか。

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