除染
昨年の福島の原発事故の処理で、汚染された地域の除染が今年の最大の課題です。昨年末に除染処理をした土壌の中間保管場所を福島県内に設置したいと、政府が福島県に求めました。知事は「重く受け止めたい」と応じました。
個人的に不思議に思ったのは、保管するだけでなく、同時にその場所に土壌から放射性物質を積極的に除去する設備を作らないのかということです。報道されるところでは、東芝などは土壌を一度水に分散させ、薬剤を使って放射性物質を分離し、数十分の1に濃度を下げる技術を開発して、出張除染にも対応すると伝えられます。もしそれが可能になるなら、30年といわれる中間保管の期間も数年に短縮できるのではないでしょうか。
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