教育バウチャー
大阪の教育問題が盛り上がっているようです。橋下新市長が教育委員会と激論を重ねるなど、これまで無風状態だったのが真剣にどうあるべきかが議論されるのは、大いに歓迎されるべきだと思います。さはさりながら橋下市長は教育バウチャーの導入を考えているようで、市場原理で教育を改革しようというのが正解なのか、疑問を感じないではありません。
子供の頃、2年ほど大阪の小学校に通った経験はありますが、その記憶はほとんどありません。30年ほど前愛媛県から大阪に転居したとき、小学校の娘の教育で感じたのは、愛媛と違って大阪では、先生が「難しいことは塾で習ってくれ」というほど、塾の存在が前提になっているのではないかと思うほどでした。学校が本来の自信と誇りを取り戻すことが最優先ではないかと愚考します。
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