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2012年2月27日 (月)

朝三暮四

消費税の引上げ、東京電力の料金値上げなどについて、政治家の発言を聞いていると、「国民の負担が増えること」を当の国民以上に心配しているように思われます。国民はもちろん負担がふえることは好んでいませんが、負担抑制が持続的であることを望んでいるのです。一時的に負担を抑えても、将来に大きな負担となって跳ね返ることは望んでいません。

子供の頃、「朝三暮四」という中国の諺を学びました。1日の餌の量は同じなのに、手近な朝が多いと喜ぶサル知恵を嗤ったものだと記憶します。今の政治家の皆さんが、国民はサル並みだと考えているなら悲しいことです。

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