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2012年2月 7日 (火)

老人の跋扈

僕の勤めていた会社の属するグループの100年ほど前のリーダーは、「戒めるべきは、青年の客気ではなく、老人の跋扈である」と喝破し、それが遺訓として伝わっていました。最近の都庁を巻き込んだ永田町の新党騒ぎを見ていると、もう一花咲かせたいという老人の我執を感じてなりません。

 日本社会の高齢化に伴い、放っておいても老人の発言力は高まっても下がることはありません。老人は黙っていろとは言いませんが、声高に発言し、しゃしゃり出ることは考えものだと思います。「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」と言ったマッカーサーの言葉を思い出してほしいと思います。

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