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2012年3月 2日 (金)

個人情報保護

導入されてかなり経つのに馴染めないのが、個人情報保護という考え方です。最近も高齢者の孤独死に関係して、個人情報保護が障害となって、十分な見守りができなかったという話も聞きました。個人の情報を開示しないために、生命財産が脅かされるというのは、どう考えても本末転倒のように思えてなりません。役所などの窓口では、個人情報保護が不作為の隠れ蓑になっていると思う時もあります。

 個人情報に濃淡をつけるべきだというのが、僕の持論です。姓名、住所、電話番号など、ちょっとしたときに書かされる個人を特定するための情報は、マル秘情報には当たらないと思います。持病、経歴など、特に本人が知られたくない情報はマル秘情報と言えるでしょう。2つは峻別されるべきと信じます。

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