経時変化
大震災からもうすぐ1年です。前代未聞、空前絶後の原爆事故でしたが、遠く離れた関西で状況を自分なりにフォローしてきました。その1つとして、朝日新聞に掲載される文部科学省が公表した福島県の放射線量のデータをパソコンに貯め込んできました。それを見ますと、事故直後3月21日、飯館村では毎時10.1マイクロシーベルトだったものが、11ヶ月たった2月29日には0.65マイクロシーベルトになっています。同じく南相馬では1.97から0.37、いわきでは2.17が0.17に下がっています。このデータはおそらく平均的な空間放射線量だと思いますので即断はできませんが、放射性セシウムの放射線量が半分になるのに30年かかるとされているのに比べると、遥かに早く低下しているのは間違いないように思います。ごくわずかなものではありますが、希望の持てるデータではないでしょうか。
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