安いばかりが
連休が始まったと思ったら、高速バスの事故が起こりました。その原因はこれから明らかになるでしょうが、遠因としては価格競争が激化して、無理な運行が増えたとも言われています。
鉄道を利用する場合の半値以下というような価格設定も、珍しくないと聞きます。それは少しでも安いものを求める消費者の傾向を反映しているのでしょう。経済的苦境にあるとはいえ、闇雲に「価格破壊」を求める消費者の態度にも反省が必要ではないでしょうか。
先日行った中国のツアーでも、発注元の日本の旅行会社からの値下げ要求は厳しく、地元の旅行社は収益確保に四苦八苦しているようでした。最も人気のある「江南4日間」というツアーでは、実に29800円というような低価格もあります。事故が起こってからでは遅いと思います。
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