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2012年8月29日 (水)

民主主義国同志

ベルリンの壁が崩壊した後、「民主主義国は戦争を始めない」、あるいは「民主主義国同士は戦争をしない」という説が唱えられました。ブッシュ政権がイラクに侵攻し、大量破壊兵器が見つからなかった後で、最後の拠り所とされたのは、「イラクを民主主義国にすれば中東は平和になる」という論理でした。民主主義国は国民の意見が一致して戦争に踏み切るには、時間がかかることがその論拠でした。最近のあまり賢明とはいえない日韓の紛争を見ていると、まったく逆ですが、「民主主義国同士は、和解が難しい」というのが正しいのではないかと思え、悲しい気持ちになります。

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