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2012年11月 5日 (月)

避難訓練

最近各地で原発の過酷事故に備えて避難訓練が行われています。これまで安全だと信じて行われなかったのが異常で、訓練をやっておくのは良いことだと思いますし、必要なことだと思います。しかしながら、介助が必要な高齢者の避難などの困難を思いますと、発想を逆転して避難しないという対策も工夫する必要があるのではないかと思います。

すでに建てた家屋を耐震補強するのに、全体ではなく、1室を鉄骨で囲って補強して、家が潰れてもその部屋だけは無事という方法があると聞きます。その延長で考えて、ある部屋だけは気密度を上げ、放射性物質の侵入を防止することは出来ないでしょうか。もちろん長期間は無理として、数日間くらい立て籠もることは可能なようにも思います。事故による放射性物質の放出が短時間で、風に乗って通り過ぎるような場合には、時間稼ぎには有効で、少し落ち着いてから避難することのメリットが大きいように思います。

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