ドイツの電気料金
将来原発を廃止して、再生可能エネルギーを導入する方針のもと、わが国の手本となっているドイツで、その政策が踊り場に来ているようです。ドイツは、ヨーロッパでは珍しくありませんが、太陽光発電導入を促進するため、電力会社に全量買い取りを義務づけ、そのコストを電力料金に転嫁することを認めています。その総額は200億ユーロに上るそうで、ドイツの世帯数は3700万ですから、平均1世帯当たり年間500ユーロ、日本円にして約6千円の電気料金負担増ということになるのでしょうか。さすがに環境意識の高いドイツ国民もこれ以上の負担には反対が強いそうですから、これくらいが受忍限度ということでしょうか。
コメント