ものには限度
TPP問題も、聖域だ、例外だ、と賑やかですが、違った角度からの議論も必要ではないでしょうか。コメ、小麦、大麦、砂糖、牛肉、乳製品と、日本にとって都合の悪いものを並べ立てては、いくらこれは例外と力説しても、説得力はないでしょう。
品目は各国との交渉次第ですから、外野席から口をはさむ術もありませんが、数と並んで、関税率も説得力のあるものにする必要があると思います。700%とか、300%とか、桁はずれの関税は、輸入禁止的と言うほかなく、結果的には国民が負担しているのです。せめて数十%程度の関税で、国際競争力を付けるから、それまでの間はしばらく国民に我慢して欲しいというべきではないでしょうか。
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