キプロスの春
このところ静かさを取り戻しているかに見えたユーロ圏の中で、東の果てのキプロスで大きな混乱が起こっているようです。トルコ系住民とギリシャ系住民が別々の国を作り連邦を形成している島ですが、そのギリシャ系住民の国家はユーロ圏に属していたようです。ギリシャ同様EUから支援を受けることと引き換えに、キプロス住民も貯金残高に応じて、3~15%が課税されることになりそうで、ATMも閉鎖されているようです。
一筋縄ではいかないのは、キプロスはリゾート地としてロシア人に人気があり、ロシアのお金持ちや企業の口座も多いようです。ロシアのGDPの2%相当が課税で徴収されるという噂もあるようです。ユーロの春は遠いようです。
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