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2013年7月30日 (火)

脱線転覆事故

スペインの高速鉄道で、カーヴでスピードの出し過ぎから断線事故を起こし、80人もの犠牲者が出る大事故がありました。大きなカーヴに高速で突っ込んできた列車の脱線転覆事故というと、JR西日本の尼崎事故に衝撃を受けた者には既視感が拭えません。カーヴの直前に直線のトンネルがあったそうですから、高架道路でカーヴが見通せなかった直線の線路からカーヴに入る尼崎と酷似した状況のように思えます。

運転手がどうして100キロものスピードオーバーを犯していたかが焦点でしょうが、尼崎と大きく違うのは、高速鉄道だったということでしょう。平均速度250キロとも言われる高速鉄道で、制限速度80キロの急カーヴが設置されたこと自体に問題があったのではないでしょうか。

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