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2013年7月14日 (日)

オペラ

毎年この季節には兵庫芸術文化センターの「佐渡裕プロデュースオペラ」を見に行っていますが、今年はロッシーニの名作『セルビアの理髪師』でした。毎年新しい趣向が凝らされる舞台ですが、今回は開幕前にまず指揮者である佐渡裕さんが登場して、口上を述べるところから始まりました。

今回初めて西宮だけでなく、兵庫県の各地でも公演すること、原語のイタリア語ではなく、日本語で歌うことを説明されました。始まった舞台は確かに簡素で、本格的オペラハウスの西宮では物足りないところもありましたが、各地へ持ち回ることを考えれば、あれが限度だったのでしょう。肝心の日本語公演ですが、確かに歌の表情がストレートの伝わるというメリットもありましたが、日本語と音楽のフレーズが合わないところも見られ、一長一短かと思いました。何よりも舞台のそでに現れる字幕を見ないと、歌詞の意味がくみ取れないところがありました。

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