オペラ
毎年この季節には兵庫芸術文化センターの「佐渡裕プロデュースオペラ」を見に行っていますが、今年はロッシーニの名作『セルビアの理髪師』でした。毎年新しい趣向が凝らされる舞台ですが、今回は開幕前にまず指揮者である佐渡裕さんが登場して、口上を述べるところから始まりました。
今回初めて西宮だけでなく、兵庫県の各地でも公演すること、原語のイタリア語ではなく、日本語で歌うことを説明されました。始まった舞台は確かに簡素で、本格的オペラハウスの西宮では物足りないところもありましたが、各地へ持ち回ることを考えれば、あれが限度だったのでしょう。肝心の日本語公演ですが、確かに歌の表情がストレートの伝わるというメリットもありましたが、日本語と音楽のフレーズが合わないところも見られ、一長一短かと思いました。何よりも舞台のそでに現れる字幕を見ないと、歌詞の意味がくみ取れないところがありました。
「文化・芸術」カテゴリの記事
- ベトナムの干支(2023.01.25)
- 東方教会のクリスマス(2022.12.28)
- ウクライナ国歌(2022.03.29)
- 宗教の力(2022.03.13)
- アヤソフィア(2020.07.14)
コメント