消費税引き上げ
昨年秋の三党合意とやらで、来年からの消費税引き上げは既定路線と思っていましたが、このところ雲行きが怪しくなってきたようです。野党が消費税引き上げ反対を叫ぶ中、参議院選挙に圧勝したはずの首相に迷いが発生しているようです。たしかに引き上げ幅、時期などは景気動向を見て決めるという条件はありましたが、「アベノミクス」とやらが予想以上に順調に進んでいるように見受けられるのに、何をためらう理由があるのか、下々には分からぬ悩みがあるのでしょう。
数年前消費税引き上げが喧伝されたときは、消費税だけを狙い撃ちにするのはおかしいと思ってきましたが、ここまで事態が進めば話は別です。今回の選挙結果を見ても、国民も渋々ながら合意しているのに、納得できる理由もはっきり説明されないまま、先送りされることになれば、国際信用もなにもあったものではないでしょう。
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