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2013年8月31日 (土)

大学の国際競争力

東大の秋入学の提案以来、さまざまの大学改革のアイディアが浮かんでは消えています。大学卒業以来半世紀に近い老人には、問題の所在がそもそもよくわかっていません。新聞、テレビの報道が頼りですが、報道を見る限り、グローバル化にいかに対応するか、国際的な競争力をいかに高めるかということが焦点のようです。大学の国際競争力って、何でしょうか? 

大学とひとまとめにして考えるのが問題ではないかと思います。化学屋にとっては、科学・技術の分野の競争というのは感覚的にも分かりますが、社会科学の分野では、経済学などを例外として、国際競争力と言っても正直ピンときません。総論として議論されるから、英語力が焦点のような平凡な議論になるのではないでしょうか。

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