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2013年10月21日 (月)

夢のある技術

小泉元首相の脱原発発言がボルテージを高めているようです。発言は断片的にしか伝わってきませんが、「莫大なお金をかけて最終処分場をつくらなければならない原発より、再生可能エネルギニーにお金をかける方が、夢のある技術だ」と語るシーンがテレビのニュースには出てきました。新しく発電設備をつくろうというなら、原子力発電よりは再生可能エネルギーの方が夢のある技術だということに、ほとんど異論はありません。

しかし、残念ながら我が国には、これまでに貯めこんだ高濃度放射性廃棄物が溢れかえっているのです。これまで目をつぶってきたこの問題を、いつまでも放っておくわけにはいきません。これまでに恩恵を受けた電力のツケを、後代に残すわけにはいきません。廃棄物処分場の問題は、お金の問題ではなく、国民の決意の問題だと思います。

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