COP19
ポーランドで地球温暖化対策の国際会議COP19が開かれました。今回のCOP19は、台風30号がフィリピンを襲った直後に開かれました。異常気象を地球温暖化と単純に結び付けることは、科学的には正しくはありませんが、強大化する台風の恐ろしさを改めてアピールする機会ではあったと思います。その割に議論は先進国と途上国の対立ばかりが目立ち、めぼしい合意はなかったように思われます。
残念ながら日本は、原発再稼働が見通せないこともあり、前回鳩山首相が宣言した意欲的な削減計画を見直し、現実的な温室効果ガス削減計画にとどまりました。その分は途上国への援助で補おうという心づもりのようですから、国民は高くつくことを覚悟するべきなのでしょう。
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